こんにちは あらたです!
近年、日本でもオンラインカジノの利用者が増加しています。SNSや動画サイトでは、「オンラインカジノで稼げる」「誰でも簡単に始められる」といった広告や投稿を目にする機会が多くなりました。
しかし、オンラインカジノは日本では違法です。 過去には、オンラインカジノを利用した一般のプレイヤーが逮捕されたケースもあり、「海外のサイトだから大丈夫」と安易に考えていると大きなリスクを負うことになります。
では、なぜオンラインカジノの利用者が増えているのでしょうか? そして、日本の法律ではどのように規定されているのでしょうか? 本記事では、オンラインカジノの違法性と逮捕事例、そして利用者が増加している背景やそのリスク について詳しく解説していきます。
それでは早速いってみましょう!
目次
オンラインカジノとは?
近年、インターネットを利用したカジノゲーム、いわゆる「オンラインカジノ」が世界中で人気を集めています。
スマートフォンやパソコンを使い、海外の運営会社が提供するゲームにアクセスできる手軽さから、日本でも利用者が増加しています。
しかし、日本国内でオンラインカジノをプレイすることは合法なのでしょうか?
日本におけるオンラインカジノの違法性
日本の法律では、賭博行為は刑法第185条および186条により原則として禁止されています。これに基づき、日本国内で運営されるカジノは違法とされています。
「では、海外のライセンスを持つオンラインカジノなら問題ないのでは?」と考える人も多いですが、実際には日本国内からオンラインカジノを利用することも違法と判断されるケースが多いのが現状です。
過去には、オンラインカジノを利用したプレイヤーが逮捕されたケースも報告されており、日本の警察当局は違法性を厳しく取り締まっています。
過去の摘発事例
2025年1月:東京五輪・卓球男子団体で銅メダルを獲得した丹羽孝希選手が、海外のオンラインカジノで賭けをしたとして、書類送検され、所属チームと契約を解除されています。彼は、賭博が違法であることを認識していなかったと反省の弁を述べています
2025年2月:お笑いコンビ「ダイタク」の吉本大さんと、「9番街レトロ」のなかむら★しゅんさんが、オンラインカジノで賭博をした疑いで警視庁から任意の事情聴取を受けました。これに対し、吉本興業は一部タレントの活動を自粛することを発表。
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「海外のサイトだから大丈夫」と考えて安易に手を出すことは
非常に危険!
オンラインカジノの摘発件数と利用者数
警察庁の発表によると、オンラインカジノに関する摘発件数は年々増加傾向にあります。
- 2020年:16件、121人
- 2021年:16件、127人
- 2022年:10件、59人
- 2024年:162人(詳細な件数は未公表)
特に2024年には、摘発人数が急増しており、若年層を中心にオンラインカジノの利用が広がっていると指摘されています。
一方で、オンラインカジノの利用者数に関する正確なデータは存在しませんが、インターネット上でのアクセス数や関連する検索トレンドから、その人気の高さがうかがえます。
なぜオンラインカジノの利用者が増えているのか?
違法であるにもかかわらず、オンラインカジノの利用者が増えている背景には、いくつかの要因があります。
SNSやYouTubuでの宣伝
オンラインカジノは、SNSや動画配信サイトを通じて頻繁に広告を出しています。「簡単に稼げる」「高額配当」などの宣伝文句に惹かれ、多くの人が興味を持つようになっています。
コロナ禍によるオンライン娯楽の増加
コロナ禍で外出が制限される中、自宅でできる娯楽としてオンラインカジノが注目されました。ただし、具体的な統計データは明確ではなく、利用者増加の実態には諸説あります。
決済手段の多様化
クレジットカードや電子決済、仮想通貨など、さまざまな方法で簡単に入金できるため、オンラインカジノにアクセスするハードルが低くなっています。
オンラインカジノのリスクと危険性
オンラインカジノには大きなリスクが伴います。
逮捕のリスク
すでに述べた通り、日本の法律ではオンラインカジノの利用は違法とされています。実際に逮捕されたケースもあるため、リスクを理解せずに手を出すのは非常に危険です。
詐欺サイトの存在
海外のサイトの中には、出金トラブルやアカウントの凍結などを行う悪質な業者も存在します。「勝っても出金できない」というケースも報告されており、リスクは非常に高いです。
ギャンブル依存症の危険性
オンラインカジノは簡単にアクセスできるため、依存症に陥るリスクも高まります。
今後の動向と日本での規制強化の可能性
日本政府は、オンラインカジノの取り締まりを強化する動きを見せています。
政府の取り締まり強化
近年、オンラインカジノに関する摘発が増えており、警察庁も違法なオンラインカジノの取り締まりを強化する方針を示しています。
他国の規制事例
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アメリカ:州ごとに規制が異なり、一部の州では合法化されているが、多くの州では禁止されており、厳格なライセンス制度が存在する。
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中国:オンラインカジノは禁止されており、違反者には厳しい罰則が科される。
日本での合法化の可能性
IR(統合型リゾート)推進の動きはあるものの、オンラインカジノの合法化は現状では難しいと考えられています。
まとめ
オンラインカジノは日本では違法であり、利用することで逮捕されるリスクがあります。
しかし、SNSやYouTubeでの宣伝、コロナ禍の影響などによって利用者が増えているのも事実です。
オンラインカジノには多くのリスクが伴うため、軽い気持ちで手を出すのは非常に危険です。正しい情報を知り、違法行為に巻き込まれないよう注意しましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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