こんにちは あらたです!

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メジャーリーグの歴代最多本塁打記録(762本)を持つバリー・ボンズ氏が、ドジャースの大谷翔平選手について語った発言が物議を醸しています。
彼のコメントは、大谷の偉業を称賛しつつも「昔のMLBでは通用しなかった」とも取れる内容でした。この発言はなぜ話題になり、批判を呼んでいるのか? 詳しく調べてみたいと思います!
それでは早速いってみましょう!
バリーボンズの発言の詳細
ボンズ氏は、ポッドキャスト番組「オール・ザ・スモーク」に出演し、大谷翔平の50本塁打&50盗塁(50-50)の活躍について言及しました。

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彼はまず、大谷のプレーを高く評価しながらも、次のような発言をしました。
「私の時代なら、オオタニは1球耳の付近に球を投げられずしてHRを2本打つことはできない。」
「野球の試合は変わった。私がプレーしていた頃とは、かなり違う。」
さらに、
「彼が1試合2盗塁する前に、そのスピードを落とそうとする誰かに膝頭を切り落とされている。」
とも語り、かつてのMLBでは現在のような自由なプレースタイルは許されなかったと主張しました。
また、大谷の二刀流についても言及し、
「最高のプレーをするためにはDHでいる必要があると思う。投げるのは彼を疲れさせるだろうし、負担が大きすぎる。」
と、指名打者(DH)として専念するべきではないかとの持論を展開しました。
SNSやメディアの反応
この発言に対し、SNSではさまざまな意見が飛び交いました。

老害w
特に、「大谷は危険な目に遭っていた」という発言が、現代のMLBにそぐわない価値観だとして批判されています。
ボンズの発言は正しいのか?「昔のMLB」と「今のMLB」の違い

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ボンズ氏がプレーしていた80〜90年代は、確かに現在のMLBとは大きく異なっていました。
●報復死球が日常的だった時代
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80年代~90年代は、内角攻めが激しく、乱闘も珍しくありませんでした。
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例:ノーラン・ライアン vs ロビン・ベンチュラの乱闘、ペドロ・マルティネス vs ヤンキースなど。
●今のMLBはクリーン化が進んでいる
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過度な内角攻めは禁止され、乱闘は厳しく罰則化。
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MLBがスター選手を守るルールを強化。
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選手のパフォーマンス向上を目的とした環境整備。
つまり、現代のMLBでは「報復死球」や「危険なプレー」は許されず、より競技性が重視されるようになっています。ボンズ氏の言う「昔のMLB」が必ずしも良いとは限りません。
ボンズ自身の過去との対比(ドーピング問題)
ボンズ氏は「昔のMLBは違った」と語りますが、彼自身の記録はステロイド使用疑惑と切り離せません。
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ボンズは現役時代、ドーピング使用が疑われており、殿堂入りを逃している。
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彼が活躍した「昔のMLB」は、ステロイド使用が横行していた時代でもある。
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その時代を「良かった」とするのは、必ずしも適切ではない。
この点を踏まえると、「大谷は昔のMLBでは通用しなかった」という主張に説得力があるのか疑問が残ります。
まとめ
この発言から考える「時代の変化」

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ボンズの発言は「昔のMLBと今のMLBは違う」という事実を指摘したものであり、一理ある部分もあります。

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しかし、
✅ 今のMLBはより安全で、選手が自由にプレーできる環境になっている。
✅ 大谷翔平の活躍は、現代のMLBの進化を象徴している。
✅ 「昔のMLBが良かった」という考え方は、必ずしも正しいとは言えない。
✅ ボンズ自身が「ドーピング時代の象徴」であることを考えると、彼の主張には矛盾も感じられる。
結論として
🔹 「時代の違い」を語るのは自由だが、大谷の活躍を貶めるような発言には違和感がある。
🔹 現代のMLBは、選手の安全と競技の純粋性を重視する方向へ進化している。
🔹 大谷翔平は、その「新しいMLB」を象徴する存在であり、ボンズの時代とは別次元の選手である。
ボンズ氏の発言が物議を醸したのは、「過去の価値観」を今に当てはめようとする違和感からかもしれません。あなたはどう思いますか?

最後までお読みいただきありがとうございました。
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